飲料などのボトル掛けPOPについて
ボトル掛けPOPとは、飲料などのボトルの首に掛けられる形で使われるPOP広告のことです。
ワインや日本酒など高価格帯のボトル商品に用いられることが多いですが、ペットボトル入りのソフトドリンクのこともありますし、瓶入りで立てられた状態で棚に陳列される商品であれば別に飲料だけに限定したものでもありません。
料理用の油とか醤油であっても利用することができますし、その意味ではさらに範囲を広げて化粧品とか日用品にも適用しうるものです。
ボトル掛けPOPの特徴の一つは、個々の商品に直接添付されることにあります。
売り場で用いられる他のPOPの多くは個別の商品一つ一つに添付されるものではありませんから、この点で違いがあるわけです。
個別商品に添付するということは小売り側からすれば手間ですし、当然ながらコスト高にもつながることになります。
商品棚の前に一つ設置しておけば済むものとは訳が違います。
しかしその分だけアピール力は強いですし、顧客にその商品は特別なのだというのを伝えやすいとも言えます。
個別感がある以上は、内容的には言うまでもないこととして、異なる商品に同じような形状のものであっても取り付けることはあまり望ましくありません。
形やデザインについても当該商品に特有のオリジナルとすることが適切です。
他の広告物とは異なって、購入した人がそのまま持ち帰ることを前提に、何をデザインするかを考えておくことも求められるでしょう。